2014年03月24日

【瑞垣】227号 新着!


神宮司庁より最新版【瑞垣】(みずがき)

227号(平成26年春季号)が届きました。


伊勢神宮の季刊広報誌です、


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別宮の立柱祭・上棟祭

平成26年1月8日、早朝より冷たい雨が降りしきる中、

月読宮と月読荒御魂宮の立柱祭と上棟祭が斉行された。


昨秋の遷御の儀は、この度の式年遷宮のハイライトでしたが、

式年遷宮は別宮はじめ125社全部に行われます。

すべての社はそれぞれ新しい宮へ・・・

まだ御造営は続けられています。



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月読宮・月読荒御魂宮 檐付祭(のきつけさい)2月1日


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大麻暦奉製始祭


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1月11日 御饌(みけ) 東遊(あずまあそび)

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神宮大宮司 鷹司尚武様のご挨拶には

ナント!!、



昨年の参拝者数は明治28年より統計をとりましてから

最大となる1420万人にも達しました。

遷宮に対する国民各位の関心の高まりを

ひしひしと感ずる次第であります。


と伝えています・・・




今上陛下が新宮にご参拝になられる日も近く・・・・

まことにめでたいことではありませんか!






posted by 絵師天山 at 15:36| Comment(0) | 伊勢神宮

2013年01月16日

【見て学ぶ国史絵画】展のお知らせ   伊勢神宮徴古館

【見て学ぶ国史絵画】展  1月1日〜3月3日
伊勢神宮、神宮徴古館にて開催中です






・・出品画より・・・・・

★本居宣長 古事記伝を完成した国学者   望月春江作

松坂の商家に生まれた宣長は子供の時から学問を好み、小児科医師となって生業としながら、万葉集を学び古事記の研究を大成させた。源氏物語も楽しみ、長年にわたる精密な研究業績は不朽の名作とされる・・・・鈴の屋と称する書斎でのシーンです。



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★橋本景岳と三条実萬  井上白楊作

橋本景岳は左内の通称で知られる幕末の志士。福井藩の藩校責任者として松平慶永の懐刀として活躍します。開国か、攘夷かで衝突していた幕政に、一橋慶喜の将軍擁立を画策・・・公家を代弁する三条実萬の協力を取り付け成功させた。が、
安政の大獄で、吉田松陰らとともに刑場の露と消される・・・




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★日本海海戦 バルチック艦隊を撃破する  岡精一作

旗艦三笠艦橋で指揮する東郷平八郎大将、ノートを開くのは秋山真之参謀・・・・・





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posted by 絵師天山 at 22:47| Comment(5) | 伊勢神宮

2011年06月30日

伊勢神宮 夏越の大祓


 初夏の伊勢神宮は緑いっぱい。

 清らかなすがすがしさで満ち溢れています。

 例年6月30日、半年の区切りの、大祓いの清めが行われます。

 ミソギとハライ。日本の伝統文化は根底に、常に新しくといって、【常若】という思想があり、それは、このミソギとハライとで支えられてきたのです。 

 勿論宗教なんかじゃありません。

 遠い昔、まだ、飯の為、生業の方便としての宗教概念など全然なかった時代からずっと受け継がれてきた尊いものであります。

 その心を見事に具現しているのが、伊勢神宮。

 昨年はついに800万人を超えました。参拝者で、引きもきらない神宮です。
 傲岸無知な、シナ人旅行者もいませんよ。



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posted by 絵師天山 at 11:30| Comment(0) | 伊勢神宮

2011年06月14日

お田植え祭り

 倭姫さまの御事跡をつずった神宮のバイブル、【倭姫命世記】の記述から少なくとも、平安時代後期には行なわれていたとされる、伝統の【伊勢神宮お田植え祭り】が、今年も6月24日に、伊勢神宮の 伊雑宮(いさわのみや、いぞうぐう)神田で行われます。

 昨年初めて訪れ、その古式ゆかしさに感激し、院展の出品作として、描きましたが、毎年でも行って見たい行事。もうすぐ・・・近づいて来るだけで、そわそわしてしまいます。

 初々しい早乙女。どろどろの男たち。少年の歌声。伊勢神宮ならではの、新緑の中、明るくて深いドラマが繰り広げられるのです。式年遷宮も平成25年に迫ってきました。

 
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前日の夜まで嵐の様な荒天だったのに、嘘のように晴れ上がった初夏の快晴の元、じつに心ゆれる楽しき時間でした。


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出来た作品がこれ、【お田植え祭り】第96回院展出品
この作品も、【倭姫命像】と同じく神宮の徴古館に収蔵されることになっています。









 節電の夏に必須アイテム!!
→夫婦扇発売中
 こちらも、どうぞ、ご覧下さい。






posted by 絵師天山 at 23:46| Comment(3) | 伊勢神宮

2011年05月13日

伊勢神宮へ、倭姫命像、奉納。

 5月6日、私は伊勢神宮へ、参りました。

昨年春に描いた倭姫命像を持参して、今度新しく建設される施設に使って頂くべく、奉納させて頂く事を神宮側が受け入れてくださったからです。

 伊勢に神宮が移転されたについては、この、倭姫(やまとひめ)さまが、大いにご活躍された事によるのです。



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 このあたりの事は、知る人ぞ知るお話になりますが、元来、伊勢神宮は、御鏡をお鎮めする為の施設として、成立したものであります。

施設と言うとちょっと語弊がありますが、三種の神器の内の、御鏡こそ、天照大神様が、この鏡を私と思って地上を治めよ。と、天孫二二ギの命に託されたもの。

常にスメラミコトと共にあって、世界繁栄の礎となしなさいと託された御鏡が、いつしか危険に晒されるようになり、急遽その、ありどころを巡って、お鎮まりいただくに相応しい所を探さねばならなくなり、第十一代垂仁天皇の内親王、倭姫様が、その任に就かれたのでした。

同床共殿の神勅を守れない世情になったからです。

倭姫様は、方々探し歩いて、漸く伊勢の地にお鎮まりいただける地をさがしあてたのです。

それが、現在の伊勢神宮。

この話は、御伽噺でもなんでもなく、約二千年前に、事実あった事。当時大活躍された有名なヤマトタケルのミコトのおば様に当たるのが、この倭姫様なのです。

いわば、伊勢神宮の生みの親とも言うべき御方。であります。

平成25年、第62回伊勢神宮式年遷宮が執り行われますが、20年ごとに続けられてきたこの神事を奉祝するためにささやかに私もお役に立とうと思い立って、目下努力中なのですが、その第一歩が、この、倭姫像の奉納であります。

大きさは50号、縦90cm、横120cmくらいの作品です。

第65回春の院展出品作であります。長い旅の末に、伊勢の地に到着され、御杖代(みつえしろ)のお役を終えられて、鎮まられた 八咫鏡(やたのかがみ)を天照大神様として拝礼するお姿をイメージしたものです。

ご興味のある方は、ヤマト姫様をネット上で、お尋ね下さい。神話の昔と、今、現在とを結び付けて下さるお方です。


posted by 絵師天山 at 21:46| Comment(3) | 伊勢神宮