【国民の生命財産を守る・・・・】
と、先月15日、沖縄復帰記念日に安倍首相は集団的自衛権に関しての
憲法解釈変更に関する記者会見で再三、述べておられました。
しかし、本来、“国民の生命財産を守る”のは警察の職責であり、
政権担当者は【国体 国柄を守る】のが本当の責務であります。
尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に体当たりして来た中国共産党工作員を
処分する!・・どころか・・国費を使ってチャーター機で本国に送り届けて差し上げ・・、
体当たりしてきた一部始終の顛末を記録した映像を隠蔽、いっさい・・・
国民に公開せず・・・・
愛国心によってそれをネットで国民に向けてリークした
一海上保安庁職員を処罰した・・・・呆れるばかりの反日民主党政権もまた同じく
“国民の生命財産を守る為”・・・・・と、言ってました。
ちなみに
今度はベトナムの漁船が沈められてましたね・・・・
ベトナムは立派でした、非力であっても、映像は世界に向けて公表しました!
「集団的自衛権」は本来、
独立国であるならば国際法上・・・当然認められているにもかかわらず
我が国は「憲法9条」の“縛り”によって、原則行使出来ない・・・
という憲法解釈が成されてきました。
実に・・・語るも愚かな・・・・馬鹿馬鹿しいことです。
『あなたのお家にピストルを持った問答無用の強盗団がやって来ました。
あなたのお家には、ピストルが一丁だけあります。が、
憲法によって使ってはいけないことになっていて、
もし使った場合は即、あなたは犯罪者となります、・・・
ですから、武装して襲ってくる強盗たちにけっして逆らってはいけません、
愛する家族が例え・・・・・なぶり殺しにされても、
ピストルやその他の武器を使って逆らってはいけないし、守ってもいけない。
・・・・・話せばきっと分かってくれます。
我が家には憲法9条がある!と、強盗団に言ってやりなさい』・・・
先の安倍首相の会見は
「集団的自衛権の限定的な行使容認を視野に与野党協議を進めてゆく」
というもので、
海外で活躍する日本人の安全を確保する意味に於いても、
また昨今のシナ漁船による尖閣問題等も考慮して
現状の憲法解釈では自衛隊の活動に制限がありすぎて身動きが取れない
・・・状態を改善しよう。と・・・・僅かではあるが、
自衛隊の縛りを解くために前進しようとした事は評価に値します。
しかし・・・・・
終戦以来、国民の生命財産を守る! と、時の政権担当者は声高に叫び続けてきました。
が
国体、国柄を護る・・・・という事に言及した政権担当者が一人でも居たでしょうか?
世界の現実は野蛮そのもの・・・・
集団的自衛権行使に向けては・・・
【国体、国柄を護る】と言及することなくして実効性はあり得ません。
「日本を取り戻す」と、提唱してきた安倍総理大臣は、
移民、外国人材活用、TPP、等々、次々に新自由主義に基づく政策によって、
国体を変質させることには積極的であり、
政権担当者として当然の義務である【国体、国柄を護る】ことに関しては
全く消極的、・・・・事実は・・・・
「日本を取り壊している」ようにしか見えなくなってきました。
アメリカは根本的枯渇による財政難で、
世界から自国の軍隊を次々撤退させる中・・・・
同盟関係にある日本に対して応分の軍事力を負担させたい。
しかしながら、決して日本の独立を促しているわけではなく
軍事力だけアメリカの先兵としての働きをさせる・・・
あくまでアメリカの属国としての位置づけのままで
自衛隊を使いたいのです。
いつまでも、植民地日本を温存したい。
もしも集団的自衛権の行使を本格化させるのであれば、
当然、自衛隊は軍隊として認識されなければなりません。
即ち、
統帥権の問題・天皇大権の復活・軍人勅諭・軍法会議復活・・・等々
触れるべき諸点、議論すべき事項は数多あり、
そのことなしに憲法解釈の変更を以って事足れり
とするのは、小手先の概念に過ぎず、単なる言葉遊びであり
有事が起こらないという前提の稚戯に過ぎません。
現状では、自衛隊員は一公務員に過ぎず、
国家国体への致命的反逆行為であっても一般の裁判所で裁かれる・・・だけ
スパイ防止法もありません。
逆に自衛隊員が相手国の捕虜となった場合、
軍人としての捕虜待遇を受けることすら出来ない・・・・
集団的自衛権行使を一部容認しても
国内では軍隊にすらなっていない・・・・
単なる憲法解釈の変更だけでは自衛隊員は軍人としての名誉も与えられず
命令だけが与えられ、万一の時は犬死せよ!・・・に、なりかねない。
国家機密漏えい・・など、国家に対する桁違いの重罪も・・・
まともに裁くところすら・・・ないのです・・・
“軍隊たるは如何なるものか?!”
政権担当者はこの当然議案となるべきテーマを国民に提示しなければなりません。
勿論、韓国の利益代表として足を引っ張り続ける公明党の
ご機嫌など・・・覗っている場合でもありません!
安倍総理もまた、従来の政権担当者と同じく・・・・
永久にアメリカの庇護を受けその属国としての日本から抜け出るつもりはない訳です。
アメリカから小銭もらって総理大臣になって、意気揚揚。
日本新党として一世を風靡した細川元首相。・・・・
アメリカの手回しによって
アメリカからの脱却を狙う自民党をぶっ壊した小泉元首相。・・・・
対選挙協力だけが共通目的だった
中国様の利益代表・・・民主党どアホ政権。・・・・
未来から見れば
国家として独立する心を失った日本人には
実に実に・・・相応しい歴代の政権担当者たちであった・・・・
と。
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