2014年03月23日

第69回春の院展


 第69回春の院展開催です!


3月26日〜4月7日 (午前10時〜午後6時半、7時閉場)

東京日本橋三越本店 本館、新館7階ギャラリー



  
天山作品は、【竹取】、50号 です。(近日公開)




同時開催 日本美術院同人小品展 3月26日〜4月8日
     
日本橋三越本店 6階美術特選画廊 (最終日は4時閉場)


  
  天山作品は、【竜田姫】 6号  です。



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竜田姫とは、秋の錦を司る神、竜田山の化身とされる女神様であります。

後鳥羽院の御製に「烏羽玉の夜の錦を龍田姫たれみやま木とひとり染めけむ」・・・と

実に美しい至尊調の御歌があり

折角の紅葉も観る人が居ない、・・と美しさを惜しんだ貫之の本歌

「見る人もなくて散りぬる奥山の紅葉は夜の錦なりけり」

に対して、夜の錦は誠に美しいが、

龍田姫は、きっと自分ひとりで見て楽しむために染めたのであろうよ・・・

とやんわり、反論されている、

・・・・・散り行く儚さをも人生の楽しみとして暮らしてきた日本の心が

深深と感じられるではありませんか。








posted by 絵師天山 at 11:13| Comment(0) | 院展
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