2018年01月01日

聖徳記念絵画館 その7


あけましておめでとうございます

平成の御代に入って早30年・・・

戊戌(つちのといぬ)の本年は、
ちょうど明治150年に当たります!!!



          IMG_4617.JPG

          松岡映丘筆、明治天皇像



明治元年3月、
明治天皇が天地の神々にお誓いになった

【五箇条御誓文】第一項は



広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ



この公論の【公】は、正に明治という画期的な時代を象徴する言葉でした。

つまり明治以前は長い間【公】のない【私】に終始した時代だった訳で、
・・・・・それまで日本の国ではそれぞれの世界が士農工商という身分制度や藩と藩の区別というような、すべてが【私】の世界に分断されてそれを幕府が統括する体制であったのが、その垣根を取り払っていわば、お互いの心と心とが直接触れ合うことのできる世界になった、と言う喜びがこの【公】という一字にに込められていると思うのです。

それは国内だけにとどまらず鎖国という【私】からの脱皮でもあり・・・・。

ペリー来航以来否応なく、西欧諸国の東洋侵略に対して一刻も早く対抗できる力を身につける為に外来の文化を積極的に採り入れ、活気あふれる明治文化を生み出す原動力ともなりました。



残念なことに、朝鮮と清とは押し寄せる外来文化に何の反応も示さず、西欧諸国の東洋への侵略の意図についても全く関心を持とうともせず、清はアヘン戦争以来まるで闘志無く、朝鮮は清の顔色を伺うばかりであり
文字通り【私】に浸り続けたまま・・・・・


このままでは日本は自らを守ることも出来ないし東洋は自滅するばかり・・

それを打開するために先ず清に朝鮮を独立国として認めさせねばならない。
日清戦争を戦い、それを奇貨として満州と朝鮮半島を制圧し、日本に迫ろうとするロシアの侵略の魔手を排除するために東洋の運命を一身に背負って戦ったのが日露戦争であります・・・・


日清日露両戦役の奇跡的なる勝利は日本人が【私】から【公】に脱皮し得たからであり、
その中心に明治天皇がおわしましたからであり、
世界中の人々を驚嘆せしめ畏敬せしめ・・・
世界史上の奇蹟!!・・であり
明治とは誠に輝かしい稀有なる時代だったのです。






          IMG_4634.JPG
          松岡映丘筆、明治天皇像



白人不敗の神話を打ちやぶり、大東亜戦争には敗れたものの、アジアの全ての植民地が西欧列強支配から解放され独立した事実は、東洋の植民地解放という名分が歴史を先導したことを証明しています。

そして今。
北朝鮮の核の脅威、中国による領海侵犯・・ロシア、
・・・・等々
日本は明治維新の時と同じようにその渦の中心に立たされ・・・晒され・・・ているのに、

・・・・【公】を忘れ・・・・










posted by 絵師天山 at 23:25| Comment(0) | 聖徳記念絵画館
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: