2016年04月13日

【歴史の真実】43   カラヴァッジオ発見!!!!

現在 http://caravaggio.jp/ 
・・・コチラの情報の通り
カラヴァッジオ展が上野の国立西洋美術館で開催されています。


カラヴァッジオとは・・・
写真がまだ普及していない時代
写実絵画は今とは違って写真や動画の代用でありまして
写実絵画の名人は即、大名人とされ・・・
レオナルドダヴィンチとかミケランジェロとか
ラファエル・・・等々、少々時代は下りますが、
ルネッサンス前後に突如として現れた大天才の一人として
このカラヴァッジオもカウントされております、

そしてこの春から初夏にかけて
上野で大々的に展覧会が開かれ
なぜか開催前半のこの時期に
未発見の新作品が発見されたとのニュースが
今日付で配信されたのでした。



配信されたカラヴァッジオ作品の
新たな出現ニュースは・・・
偶然!・・・などと、とても真実とは思えないので
その事について語りましょう。




ニュースの内容は以下の通りです

 フランス南部トゥールーズ郊外の民家で屋根裏から見つかった古い絵画を専門家が鑑定したところ、17世紀初頭にイタリアの画家カラバッジョが描いた傑作とみられることが分かった。価格は推定1億2千万ユーロ(約150億円)。フランスのメディアが12日、報じた。
 作品はカラバッジョの代表作ともいわれる「ホロフェルネスの首を斬るユディット」と同じ題材。複数の鑑定家に意見を求め、エックス線検査なども駆使して年代を特定した。
 フランス文化省も真作の可能性が高いとみており、政府買い取りの可否を決めるため、絵画の国外持ち出しを30カ月間、禁止する措置を取った。
 民家の持ち主は2014年4月、天井の水漏れを直そうと屋根裏を点検中、薄汚れた絵画を見つけ、知り合いの画商らに連絡した。絵は少なくとも150年にわたり、誰の目にも触れていなかったという。(共同)



日本で開催されているカラヴァッジオ展の成功が
このニュース配信によってほぼ、確約されたのであります。


この手のニュース、
例えば、パリ郊外の公立美術館に
泥棒が侵入し、ピカソ作品他総額500億円相当の絵画が盗まれました・・・
等と言えば、いかにもセンセーショナルな話題ですが

現実生活には別に、何の支障も来さず、
少なくとも日本国民は誰も困らない話を
さも大事件として
共同通信が世界に流す・・・・

その意味は、・・・
世界支配の側にとって
この類のニュースは大変価値のある話題だからです、


日本と違って欧米人が動産に対する価値観が非常に高いのは周知の通りで
過去に、
住み慣れた家を捨て、さらには、国を捨てて
流浪したことのある民族、国民であった・・・経験値を持てば
・・当然。



国を捨ててまで逃げ出さなければならない時に
人はどうするか?

紙幣や有価証券の類は屑同然になりかねないし
金は重くて沢山運べない、
宝石や美術品こそ・・・命の次に大事なもの・・・


国を捨てて逃げ出した経験が先祖代々なかった日本人は
動産に対する価値については鈍感、意味不明。
あんまり、理解できない。
つまり、
イザという時に持って逃げても
逃げた先で換金できる宝石や美術品は
日本人が考えるより遥かに大事なシナモノ・・・なんです。

相互侵略と相互略奪の歴史しか持ち合わせが無い欧米人は、
先祖代々動産にたいする価値観が非常に貪欲。


で、ピカソ以下500億円相当の絵画が
盗まれる、というニュースには
日本人が感じるより遥かに敏感に反応するし
絵画というものは換金できる価値以外の何物でもないし
換金可能であることの担保を
この類のニュース配信の都度に確認し合っている・・・訳で
意識するしないにかかわらず、時々
こんなニュースが必要ですらある・・・・
ドロボーが居ようが居まいが、構わない、・・・
いや、それどころか、・・・
ドロボーも雇われているのかも知れません・・・

盗まれた絵画が500億円する!!
という刷り込みを・・・常時、しておかないと
換金価値が下がり続けてしまうのです。


ピカソは高いのが当たり前!!
という刷り込みは欧米社会には不可欠な要素なんですね。
これを、錬金術と言います。

それと同じ手法で、
上野で開催している
カラヴァッジオ展の開催まもないこのタイミングに、
あたかも、本当に、未発見の名品が現れた!!
と世界の大ニュースとして配信したのでした。


ほー・・・!?
好奇心旺盛な日本人は興味をそそられる・・・
勿論、美術愛好家は必ず観に行くでしょう・・・
空前の入場者数になるかもしれない・・・・


わざわざこのタイミングで
フランスの片田舎から新発見されるはずもない
新発見作品がでましたぁ・・・・!!!
と、やるんですね。


大茶番劇なのに・・・
平然と、このようなアホらしい・・・
ばればれ・・・・の
マトモな人間をたぶらかすようなお話を
公然、厚顔無恥・・・
恥知らずにも、出してくるのであります。

世界支配を続けようとする連中の
メディアを駆使しての
詐欺行為が繰り返されているのであります。


6月の開催終了まで
またまた、
善良な、騙されやすい、・・・・ナイーブな
日本人美術愛好者様方の御蔭で、
長蛇の行列が出来
並ばされている苦労も苦労と感じないまま
行列を続ける日本人で溢れ返り、思うつぼ・・・

NHK、及び各メディア、電通様・・・・
は目標値を叩き出し、
・・・・回り回って・・金は・・
世界支配のユダヤ財閥さまに落ち着く・・・
・・・という筋書きであります。


21世紀の今日、
カラヴァッジオ程の大名人ならずとも
写実する技術は全員が持っている・・・時代
ミンナが持っているスマホに内蔵されている映像力、
・・・写真や動画を映し出す力は=写実力は
もうとっくに、カラヴァッジオの描写力さえ超越しているのに、
名器?を使わされている現代日本人の観念の方が
追いついていないわけですね。


やっぱり凡人なんだろうね・・・
われわれは・・・・



錬金術と美術の区別もわからない・・・



















posted by 絵師天山 at 14:02| Comment(0) | 歴史の真実
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