2015年03月21日

第70回春の院展開催

終戦直後から始まった春の院展
今年は第70回展を迎えます
同人作品はじめ入選作品約300点が勢ぞろい・・・
どうぞ御高覧よろしくお願い致します。





        
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           図録表紙絵は【羽衣】天山筆



天山出品作品は
【遊魂・和泉式部】50号   


           


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             部分




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             同 部分





“近くて遠きもの、鞍馬のつづら折”・・と、枕草子の語る洛北鞍馬寺。さらに山道を辿り深い杉の森を歩めば薄暗い木立の間から貴船川の細流が望まれ、貴船神社は涼を求める夏の景勝地。平安王朝の貴女たちがしばしば参籠した清らかな神域です。
古今著聞集に曰く『和泉式部、をとこの離れ離れに成りけるころ、貴布禰に詣でたるに、蛍の飛ぶを見て、
・・・もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出ずる魂かとぞみる
・・・・と、詠めりければ、御社の内に忍びたる御声にて、
・・・・奥山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかりものな思ひそ・・・、その徴ありけりとぞ。』
神様さえ感銘なされた和泉式部の名歌を画因としました。







同時開催6階画廊同人小品展作品は
【倣光吉若紫之図】6号




           IMG_2164.JPG





いずれ、平成の源氏物語屏風を描く予定なのですが、研究を深めてゆくにつれ土佐光吉の存在が大きくなって参ります。昨年は和泉市にある久保惣記念美術館収蔵となっている光吉作品が新たに重要文化財指定となりました。珍しい例です。正統派大和絵の巨匠に再び光が当てられた事になります。源氏物語文化を継いで、いつまでもすたれぬ倭絵を描き綴りたいと思います。








  
posted by 絵師天山 at 05:00| Comment(0) | 院展
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