古事記の神話世界が現代にまざまざと活きている!
その昔、サントリーの佐治会長が、
東北は文化のへき地だから・・・・
などと、ついうっかり失言?をして、大批判された・・・・東北地方。
陸奥【みちのく】は、関西地方や関東地方に住んでいる人々からすれば、
少し、遅れ気味の?!・・・田舎の代表地みたいに思っているのでしょうが、
どっこい実は、全くもって、全然、その反対で、
日本の文化の日本文化らしさ、をそのまま温存してきた唯一の地域というべきではないでしょうか。
先月末、7月31日から8月初旬にかけての岩手県早池峰神社の例大祭に参加して
その神楽の素晴らしさに目を見張り、日本文化の神髄ここにあり!!、を体感、
鳥肌が立つ様な感覚に捉えられたのでした。
青森のねぶた、弘前のねぷた、秋田の竿灯、山形の花笠、
岩手のさんさ踊り、仙台の七夕・・・・何といっても、祭は東北・・・・
もっと無名だが、熱いフアンがあとを絶たない
秋田湯沢の西馬音内盆踊り・・・
そして、早池峰神楽・・・北上の鬼剣舞(おにけんばい)
それはそれは、素晴らしい日本民族の芸能、
いつか、神楽とか題して、大作を描いてみたいと思い、
その為の取材でもあります。
早池峰神社

同、参道


神楽の具


面
神楽殿
社殿前
早池峰神楽のキャストは、天照大神様、須佐之男命さま、月読命さま・・・・
古事記の神話世界がそのまま残っていました。みちのくは素晴らしい!!!
日本人らしさを忘れてしまっているのは、佐治会長はじめ、現代人そのものの方でしょうね・・・
神と共に生きる。
伊勢神宮の精神 常若もここから生じている訳です。
つまらん宗教やイデオロギーではなく、利害や銭勘定でもない・・・・
正しく穢れた現代社会をハライい清めて下さるかのような、
素晴らしい神楽でありました。
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