2014年07月16日

魅惑の百人一首 24


【菅家】(かんけ=菅原道真のこと)

 このたびはぬさもとりあへず手向山もみぢのにしき神のまにまに

     このたびはぬさもとりあえずたむけやまもみぢのにしきかみのまにまに






             kannke.jpg





手向山(たむけやま)は、どこそこにある山の名前ではなく、

日本中、そこここに秋の錦を纏い始めた山々のこと
・・・だと思うのです。

紅葉を司ると言われている女神様を龍田姫さまと呼び、

この姫神の意のままに山は紅葉するのであって、


・・・それは迷信です!

と言う方が、ヤボ!  大野暮であります。

「たむける山」・・・龍田姫さまのお気に召す程、見事な紅葉で彩られた山を

「たむくる山」・・・と、女神様に奉呈させていただく錦の山と言うのが、手向山。

このたびは・・・この旅、とこの度、とが掛けられていて

幣(ぬさ)は、

神へ・・・タテマツル具。(本当は麻ですね)


とりあへず・・・は、きちんと取ることができない・・・つまり、

間に合わない、間に合いません・・・・・けれども、


紅葉で覆われた錦をどうぞご自由にご存分にお受け下さい!

と紅葉の見事なる山山を神に奉る心で、絶賛しているのであります。



菅家とは、勿論、菅原道真の事。

天皇という世界最高最大の権威を意のままに利用しようと画策し続けた

藤原氏専横の中で、宇多天皇にその実力を大いに認められ、

信任厚く、重用されたのです。

孤軍奮闘!・・・しかし

・・・それがオモシロくない、藤原時平に排斥され、左遷。

大宰府に流され、客死しました。・・・・いつの時代も・・・

出来る人、才能に溢れた人は、ひがみそねみのターゲット!

眼の上のたんこぶと決めつけられたら大変・・・

あなたも気をつけましょう!!

うらみつらみが重なって・・天神様みたいに・・・

崇め奉られねば収まらない・・・祟り神に・・・??

なるかも・・・



posted by 絵師天山 at 16:42| Comment(4) | 百人一首
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